【どの教科する?】青本進める順序はこの勉強教科をやれ!薬剤師国試編

【どの教科する?】青本進める順序はこの勉強教科をやれ!薬剤師国試編
こんにちは!そーさんです。
薬剤師国家試験合格手順パート③の今回は・・・
【どの教科の順番で青本を進めて、勉強するか】です!
一番最初はどうしても悩んでしますよね・・・
私も何度も先輩に話を聞きました。
薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー

青本を進める上で始めに1番悩むところですね。

捨てる範囲・教科を大体目星をつけたら、次は青本をやる順番を決めることです。
※捨てるべき範囲は、次週公開記事に!
決めずに勉強スタートをすると、他の人と比べてしまったり、焦りからテンパってしまう事もあります。

しっかりとした、青本計画を出来るよう参考にして下さい!合格への近道は、1歩から!

 

おすすめ青本の取り組みフローチャート

一番最初に結論からお話しします。

 ~青本に取り組む順番~ 
★1番手【薬理】
★2番手【生物】
●3番手【薬剤】●4番手【物理(必要範囲のみ)】
●5番手【衛生】or【薬物治療】●6番手【薬物治療】or【衛生
▼7番手【化学(必要範囲のみ)】▼8番手【実務】9番手【法規】

あくまでも私が進めたフローチャートです。貴方の学力や好き嫌いで、順序を変えて下さい
これで確実に留年をした私でも、国家試験1発合格出来たので十分参考になると思ます。

基本的な順序は

教科の難易度 ・点数の取りやすさ ・語呂合わせだけで解ける問題が多いか
勉強しておくと他教科内容が理解しやすくなる ・薬学ゼミナール講師の助言
必須問題は物理化学生物の3教科で補い合って、足切りを凌ぐ勉強のし易さ

を考慮して考えられています。(受験生の時は、これを決めるまで不安でした)

以上項目を自分なりに選別して作成して下さい。勿論、このまま勉強しても何の問題もありません。

■ 1番目「薬理」・2番目「生物」については、以下で詳しく説明いたします。

■ 3番目薬剤は、「パターンを理解できれば、点数に繋がりやすい計算問題」が多く含まれており、また「製剤」の分野では、語呂合わせで対応出来るため、3番目となっています

■ 4番目の物理は、国家試験でも難易度が高くなりやすいため「必須問題に対応できる・青本薬剤に必要な知識」のみを勉強するために順序を早めています。薬剤を勉強してすぐであれば、繋がっている範囲の理解度は高くなります。

■ 5番目・6番目は貴方の好みに合わせて選んでいただいて大丈夫です。どちらも「暗記知識と理解知識」が必要になる教科です。どちらも国家試験では点数源になる教科なので、中盤に順序を持ってきています。

■ 7番目の化学は本当に点数に繋がりにくいので、必須問題だけ解けるようにすればいいと考えているので順序的には7番目となっています。

■ 8番目の実務は、「問題をこなしていく」事が一番重要になり、また点数は伸びやすく・暗記でどうにかなる範囲とどうにも予想できない範囲が明確に分かれているため、後半としました。

この中でも【★①番手 薬理 ★②番手 生物 ★⑨番 法規】の順序はとても重要です

順序は変えずにやる事をお勧めします。以下より、その理由を記載していきます。

青本を始める勉強順序1つで効率は10倍になる

初めのうちに、順序を決めて進める事で様々なメリットがあります。

・勉強を進める上での不安が減る
他教科の勉強の深まりが違ってくる
・計画的に進める事で効率的に勉強が進める

その中で1番はやはり、 【他教科との勉強の深まりが変わる】です。
青本の勉強を進めていく上では、基礎教科や薬理成分名がどこにでも現れます

取り組む順序が違うだけで、一段と理解が深まります。
抗生剤について例を挙げます。

実務で抗生剤の治療に関しての問題が現れました! 青本【実務】

薬物治療で、治療指針を復習する必要がある 青本【薬物治療】

治療指針を理解するために、抗生剤の薬理作用を復習する必要がある 青本【薬理】順序①

薬理作用を理解するために、細菌の構造を復習する必要がある 青本【生物】順序②

このように連動して、青本の教科は必要になります。結果、青本を行うには順序が大切になります。

 

薬剤師国家試験の勉強は1番に【薬理】を進めろ!

薬理学は、薬学の根本となる部分です。始め私は、薬理学が唯一好きだったので勉強が嫌になると薬理をやっていました。笑

全ての教科の青本は「薬理を一回終わらせておくだけで、話がスーッと入ってくる」は断言出来ます。

今後勉強していく中で、どこの教科にも薬の名前や成分が現れてきます。
薬理の青本を一回やっておくだけで、薬の連想が出来るようになります。

薬理学では国家試験では必須・一般・実務全てで点数を取りやすい範囲となっています。
(実務の教科複合問題を除く)

実際過去問を自分で解いてみても感じたのではないでしょうか?
「あれ?薬理簡単じゃね?」
薬理では以外と1つの知識で国家試験問題が解けてしまったりします。

是非、薬理学の青本と大親友になってください。その親友は勉強してもあなたを裏切りません。

薬理の次は青本【生物】の勉強を進める!必須須問題は全問正解!

薬理を一通り終わらせたら、次なる基礎となる生物をやりましょう

なぜ、1番目に生物ではないのか?
それは、生物は連動する教科が薬理よりも少ないからです。
そして、国家試験の問題数が薬理学のほうが問題数が多いためです。

とにかく、2番目は生物を取り掛かってください。
人体の構造から、細菌・ウイルスなど。
これから青本を進めていくにあたり、必要な基礎が埋め込まれている教科が生物です。
体・細菌・ウイルスの構造を理解出来れば、すんなりと他教科でも活用出来るようになります。

例としては、
①生物の筋線維を理解できれば、②薬理学の筋弛緩薬が理解しやすくなり、
③実務と治療の複合問題ロコモティブシンドロームについても問題が解けるようになります。

少し考えてみても、勉強する順序がどれだけ重要か分かります。

そして、生物に関しては【ゴロ合わせ】で戦える問題が多い事も理由の1つです

青本勉強で後に回してもいい教科。ダメな教科。

まず後に回しても、問題のない教科はズバリ【法規】 です。

その理由としては、
・ゴロが通用するして、勉強した分点数に繋がりやすい
・問題が難しくなりにいくい

法規は薬剤師国家試験において、
【ほぼ満点を取らないと話にならない】と言われているほどの教科です。

法規の問題は、その年にもよりますが単純に法律の可否を見つける「間違い探しゲーム」の問題が多いです。
書いてある問題文は難しい事がつらつら書いてありますが、
ある程度知識を得て、丸罰ゲームを解ければ点数はおのずと上がっていきます

青本法規は正直6年生の9月・10月から始めても充分だと思います。

なので、私のフローチャートでも後半の方に置いてあるというわけです。
私自身は、模試の問題を復習するくらいで後のほうに回しても何の問題もありませんでした。
後半の薬ゼミの模試では、点数が伸び悩んでいたのを法規で点数が伸びた経験もあります。

※法律の難しい文章が読むのが嫌いで、どうしても嫌だ。
という方は早めに文章に慣れていく事も手だと思います。
その場合は少し早めから「読むだけ」勉強をしていくといいと思います。

勿論、後に回してはいけない教科は 【薬理】【生物】ですね。

 

まとめ

まずは、薬理と生物です。ほかの教科は、フローチャートに従って進めて貰えれば、点数は伸びるはずです。
全ては、点数の伸びやすさと好き嫌い。そして、国家試験の難易度です。

一つ、間違えてもらいたくない事は、「青本は一回やっただけでは理解できない覚えれない」です。
最低でも3回やることが必要になるので、早めに取り掛かることが重要になります。
ちなみに私は6年制4月から初めて、3回通りできました。

貴方に合った最高の順序を見つけて貰えれば幸いです。
さぁ今の瞬間から青本を始めましょう。あなたの合格への道はそこからです。

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