【教科捨てる国試】薬剤師国家試験で化学勉強を捨てるおすすめ方法

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは!そーさんです!
今回は、「薬剤師国家試験で勉強せずに、捨てる教科」についてお話しします!

誰にしも、得意不得意はあると思います。
私自身は、本当に「化学」という教科がほんと~に無理でした。

結果私は【化学の青本】をやる事はありませんでした。
しかし、薬剤師国家試験には一発で合格しました。

模試の必須問題だけ、やり方を覚えて他は「何も」手をつけませんでした

ということで今回はこの記事で…
貴方を悩ませている教科…それを捨てるにはどうすればいいの?を解決出来るお手伝いが出来ればと思います。そして、教科を捨てる勇気を与えられれば幸いです。

 

そもそも、教科を捨てる事は正しいのか

 

結論から申し上げますと…

化学は捨てても問題無い【必須問題以外】
・物理はゴロ合わせで対応出来る以外の難しい範囲は捨てても問題無い【必須問題以外】
他教科は「一部範囲のみ」ならば捨てても問題無い

国家試験が終わった今では、良かった。と思っています
しかし、現役生の時は非常に悩みました。

だって他の人が勉強してる所を何もせずに国試に立ち向かうのですから。

その選択肢がなかった人からすると…国試に落ちたいのかな?
と思うかもしれません。

私の経験談から考えると、結果

• あなたの今の時期によって、捨てるか捨てないかは変わる!
• 教科全てを捨てても、必須問題だけはやる!
• 一部範囲を捨てるのは、問題ない

が正解でした。私個人としては、的を絞って勉強出来てとても正解だったと考えています。

その理由と方法をお話ししていきますね。

 

青本のどの教科範囲を捨てるべきなのか?

 

では、どうやって「捨てる範囲」を決めるのでしょうか。

それは、「国家試験の問題数」と「自分の苦手具合」です。
そして、捨てるべきは断然「化学」だと思います。

捨てるのは「化学」がおすすめ

勉強を進めていて、あなたも感じたと思います…

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> 化学は勉強しても点数が伸びない! 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^Y^ ̄

そうなんです。あんなに青本では苦労して、難しい酸化還元反応やナンチャラの定理を覚えたとしても解けるのは必須問題くらいですよね。
理論問題や複合問題も解けたもんじゃありません。
そんなのやった?は?解き方が分からない!という問題ばかりだと思います。

そんな教科をやるよりも、よっぽど薬理生物など点数に直結する教科に力を入れたほうが伸びやすいと思います。必須問題を解ける程度の簡単な知識を習得して、思い切って「化学を捨てる」という選択肢を取ることも手だと思います。

薬剤師国家試験の問題数

例えば、「薬剤」で「薬物動態の計算」については、どうでしょうか。
毎年、1~2問は高頻出出題となっています。

それに比べて、「薬剤」で、「プロドラックの範囲」はどうでしょうか。数年に1問程度です
これを踏まえれば、「プロドラックの範囲」は捨てて、「薬物動態の計算」に時間をかけた方が有意義です

教科ごとの自分の苦手具合

正直私自身、「化学」の「20問」を全て捨てていても、合格出来ました。
一部範囲の苦手具合で、捨てても問題はないと思います。

※は?どうせ他教科が頭いいからやろ。と思いのあなた。
 そんな事ないですよ。

 成績は学年で下から10番でした。

 

あくまでも目標は「薬剤師国家試験合格」。必須問題で、足切りを免れることが第一

 

あくまでも、あなたが目指すものは【薬剤師国家試験で合格する事】です

決して【薬剤師国家試験で満点345点を取る】事ではありません。

では、合格するためにはどうすればいいのでしょう。それは以下の3つの項目をクリアする事です。

合格するための3つの要素
①【必須問題の足切りを免れる】

②【全問題の正答数が213問以上】※105回国試
③【禁忌肢問題選択数は2問以下】※105回国試

この3つをクリア出来れば合格出来る訳です。


①【必須問題の足切りを免れる】
→【必須問題について、全問題への配点70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。※参照:厚生労働省】

足切りにかからないための必須問題点数
・物理・化学・生物:5点以上
・衛生:3点以上
・薬理:5点以上
・薬剤:5点以上
・病態・薬物治療:5点以上
・法規・制度・倫理:3点以上
・実務:3点以上              → 合計:63点以上

こで、1番注目して欲しい箇所は

【必須問題:物理・化学・生物:5点以上】という点です。

決して、一つの教科で5点を取らなければいけないわけではありません。
3教科で5点取ればいいんです。生物で3.4点取ればいいんです。化学は1点でも取れれば充分なんです。

 以上から分かる通り、捨てる教科は
・物理化学のどちらか1教科。
・他教科ならば、一部の範囲のみ。 が1番いいと考えられます。

②【全問題の正答数が213問以上】※105回国試

これについては、これまでと同じ様に【225問】を目標にすれば合格は間違い無いと思いますので、
化学20問を捨てたとしても大きく合否に影響する事は少ないでしょう。

③【禁忌肢問題選択数は2問以下】※105回国試

これは、殆ど関係しないと考えます。
だって、化学構造式の問題が禁忌選に選ばれると思いますか?
倫理的な問題の方が禁忌選に選ばれる可能性の方が大いに高いと考えられますよね。

 

捨てた教科でも、必須問題だけは解けるようになるべき

 

私は化学と物理の一部範囲を捨てました。
しかし、先に話した様に必須問題の足切りには注意しなければいけません。
その為に、「捨てる教科の必須問題」だけは勉強しておいて下さい。

では、具体的に何をやればいいのでしょうか。

 それは2つだけです。
薬学ゼミナール模試4回分の必須問題
薬学ゼミナール必須問題集
 これだけやれば充分です。

その問題の答えを覚えるだけでも意味がありますが、出来れば解き方まで覚えておくといいでしょう。少し難しければ、その問題は捨てて下さい。

何度も言いますが、「必須問題」で捨てる教科の点数を1.2点取れれば充分です。

 

最終的には薬学ゼミナール講師に相談するべし

 

ここまでで大まかにどの教科を捨てて、どんな計画で国家試験に挑むか考えてもらえたと思います。

勿論、まだ不安だし、時間もあるし決められない。と考えることは当然のことです。

私自身本当に「化学を必須以外は本当に捨てる!」と決めたのは、6年生の11月に入ってからの事です。

そして私自身を決断させてくれた事は2つです。
・親友が前年度に「国家試験全教科の計算問題を捨てて合格したこと
・薬学ゼミナール講師に教科を捨てる事を相談した

※念の為に伝えておきますが、薬学ゼミナールは【私の教科を捨てる】のという考え方を推奨しているわけではありません。

私の親友も薬剤師国家試験において大きな点数元である「計算問題」を全て捨てて、合格出来ました。

親友は決して成績の良い奴ではなく、薬ゼミの模試でも4回中1回も225点を超えることはありませんでした
しかし、そんな状況下でも1発合格を掴み取りました

その事実が私自身を「教科を捨てる」という選択肢を選んだ決定打に間違いなかったと思います。

そして、最終的には薬学ゼミナール講師の相談会についても私の決断には大きなものとなりました。

薬学ゼミナール講師は、私の考えや時期を考慮して相談に乗って下さり、「国試まで残り4ヶ月+現在まで手をつけていない」というお話から「化学は必須問題だけで戦う」事を賛同頂けました。

これを読んでいる貴方と私は、時期や点数・好き嫌いが異なります。

なので、正確はそれぞれ違ってくると思います。

最終的には、【薬学ゼミナール講師に相談して決断する事】をお勧めします。

 

まとめ

 

私の薬剤師国家試験当日化学は、完全に「ロト5」状態。全て山勘で解きました笑

また、「物理」の一部計算問題は全て捨てました。

勉強して、得点になりにくい化学・物理などは捨ててしまってどちらか一方であれば、問題ないと思います。

何が言いたいかというと、青本も全て完璧にやる必要はない。という事です。

これを読んでいる貴方が今何月で、どの程度模試が取れているか、人にもよると思います。

捨てた事で不安になって、逆に勉強が進まないなどの支障が出る場合もあるかもしれません。

まだ夏くらいであれば、捨てるには捨てるには時期が早いような気がします。

口述しますが、不安があれば、薬ゼミの先生に質問してみるといいと思います。
薬ゼミの先生には、「戦略的な奴だな」と思ってもらえると思います。実際に国試が近づいてくると、薬ゼミの先生から一部範囲を捨てる提案をしてくれる先生もいらっしゃいます。

【1番最初の青本勉強手順】必須問題は薬剤師国家試験の全ての基本

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは!そーさんです。

薬剤師国家試験に向けて、勉強の力の入れ具合に悩む時もありますよね!

勉強にやる気が出ない
理論問題に時間がかかりすぎて、不安になる
何をやればいいか分からない

そんな疑問を解決しますね!!!

「理論問題やってたら、必須問題いらなくね…?」そう思う人もいるでしょう。

結論から言います。

「必須問題だけを、やるだけで、薬剤師国家試験は160問は解けるようになると思います」

※もちろん、個人差はありますが、私自身はそうでした。

そのくらい、「必須問題の理解」で世界が変わります

 

1番最初は必須問題 今すぐやるおすすめ理由3定義

結論からお話します。

①「必須問題は足切りがある為、【1番最初に】クリアしなければいけない関門である」

②「必須問題を極めれば、理論問題・実戦問題の選択肢を削る事が出来る

③「必須問題を勉強する時間は、理論問題の勉強時間よりも3分の1で効率的に勉強を進められる

以下で詳細をお話していきますね。

 

一番最初は、必須問題「足切り」をクリアすること

①「必須問題は足切りがある為、【1番最初に】クリアしなければいけない関門である」

まず、「薬剤師国家試験」を戦う者として「必須問題」のクリアは最低限の合格ラインになります。

だからこそ1番最初にやる勉強は、青本を読んで必須問題を取り掛かることです。

正直な話、私自身が必須問題の足切りを模試でクリアしたのでは、6年生10月の事です
なので、すぐにどうにかなる話ではないと思っています。

 

必須問題は、全問で90問用意されてます

最低限の知識をクリアしなければ、他の問題が解けていて合格出来る点数だとしても不合格となる「足切り」が存在し、その数は「63問」。そして各教科(物化生以外)3割切らないこと

 

※足切りについての話は~【教科捨てる国試】薬剤師国家試験で化学勉強を捨てるおすすめ方法~にて説明していますのでここでは割愛しますね。

 

必須問題は、その名の通り教科の基本的な知識を問う問題がほとんどを占めます。

中では、完全に新傾向の問題も出題されますが殆どの7〜8割は「暗記」で戦える問題が多いです。

正直な話、薬剤師国家試験において必須問題だけ完璧にすれば模試点数で160問は解けると思います。

実際に私自身の点数が、その通りでした。 先にも話しましたが、必須問題は全ての基礎となる部分です

 

青本の必須問題説明文
青本の必須問題説明文

 

悩む前に取り掛かれ! 必須問題は、理論問題・実践問題でも通用するコスパ最強問題達だ!

②「必須問題を極めれば、理論問題・実戦問題の選択肢を削る事が出来る」

どこの問題を重点的に、勉強するのか悩んでいる薬学生は現役時代にも多かった印象があります。

悩んだ結果

1番難しい【理論問題】やれば、簡単な必須と実務と戦えるだろう!

という決断をする人達がいました。

そーさん的にはとても効率が悪いなぁ~と思っていました。

考えてみて下さい。

理論問題ってどのくらいの点数を目指していますか?理想は8割ぐらいでしょうけれど…

断言します。
頭の良い部類の人たち以外は、実際の所は5〜6割とれれば最高
という目標に国試直前では、変わります

まだ、勉強を進め切れていない貴方は、理論問題について考えを変えて下さい。

理論問題は、難易度が高く簡単に解ける問題は少ないです。

 

結局何が言いたいかと言うと。

・【必須問題を永遠にやれ国試直前まで!】

・【理論問題は程々にしとけ

・【必須問題の知識で、理論・実践問題の選択肢を削る事が出来るぞ!】

と言う事です。

 

必須問題は、基本的な知識を蓄えることが出来ます。

その基本的な知識がなければ、理論問題・実践問題は解くことが出来ません。

必ず、必須問題を極める事を心がけて下さい。

 

効率的に素早く、沢山の問題を【何度も】取り掛かる事が合格への必勝ポイント

③「必須問題を勉強する時間は、理論問題の勉強時間よりも3分の1で効率的に勉強を進められる」

何でもいいです。

今目の前にある青本の中ので、必須問題と理論問題を1問ずつ解いてみて下さい。

問題にもよりますが、大体

必須問題   〜30秒から1分〜
理論問題 〜2分30秒から3分〜

位かかるのでは無いでしょうか。


理論問題は、必須問題を解くよりも ~3倍程度必要~ になります。
1番最初は、効率良く幅広い範囲を勉強する事が必要です。

 

理論問題を1問解くよりも、必須問題を3問解いて下さい

初めのうちから難しい理論問題を解いたとしても、どうせ分かりません。
どうせ、後ろに戻ってペラペラしながら悩みます。

とにかく必須問題の問題をこなします。
そうすれば、【理論問題の選択肢を削れる様になります】この効果がとても大きいです。

 

だんだんと6年生の9~10月になってくると必須問題を解き続ける事によって、感じる人もいると思います。

「あれ・・・?理論問題以外と簡単くね・・・?(;^ω^)

薬剤師国家試験も受ける上では理論問題も勉強もある程度必要です。

けど、今回お話ししている話は、【1番最初にする事】です。必須問題を解きに行きましょう。

 

必須問題は、どうやって解く?おすすめ勉強方法

必須問題の勉強法は、至ってシンプルです。
結論からお話します。

 

必須問題を解くだけではだめ!1つの問題から全ての選択肢を学ぶべし!

 

例題を出しながらお話していきます。

この問題の答えは、 2番ループ利尿薬 です。

しかし、他の選択肢はどうでしょうか。 1.3.4.5番も理解していますか?

この問題で、重要となってくる知識は【どこの輸送体に作用するのか】です。

当然の話かもしれませんが、他選択肢の作用部位を理解出来ていなければ、今後の理論問題にも対応出来ません。
特に、この問題では青本で赤文字になっている部分なので、最重要ポイントであることは明確です。

〜他選択肢の理解が必要である理由〜

①「これまでの薬剤師国家試験では、間違った選択肢の中に次年国試の新しい傾向問題の出題が含まれる場合があった

②「他選択肢が、次年度以降の国家試験正解選択肢となる場合があった

③「他選択肢が、次年度以降の理論問題に関連問題として出題されたことがあった


必須問題正解選択肢だけでなく、間違った選択肢にも大切なヒントは含まれています。

1の選択肢は、「チアジド系利尿薬」であり作用部位は Na⁺Cl⁻共輸送体 です。
3の選択肢は、「カリウム保持性利尿薬」作用部位は集合管の アルドステロン受容体 です。
4の選択肢は、「浸透圧利尿薬」作用部位は 尿細管 です。
5の選択肢は、「炭酸脱水素酵素阻害薬」作用部位は 近位尿細管の炭酸脱水酵素 です。

 

これだけで、1つの過去問題から4選択肢の次年度以降出題に期待出来る部分まで勉強出来た事になります

あなたが今やっている「青本」は、「薬剤師国家試験の過去問集」です。

決して、「こっそり教えます。次年度の国試。」という参考書ではありません。

正解の選択肢は勿論、間違いの選択肢まで全てを勉強して下さい。

※勉強の仕方は、次週の記事で詳しく書いていきますね。

 

 

おすすめ必須問題対策の教材はこれだ。

まず結論からお話します。

~おすすめ必須問題対策の教材~

① 青本の必須問題
② 過去5年分の薬剤師国家試験過去問(必須)
③ 薬学ゼミナール必須問題集
④ 受験する年の予備校模試必須問題
⑤ 薬剤師国家試験対策 必須問題集 I・Ⅱ

この5つをやれば、問題ありません。しっかりと取り組めば充分8割は取れると思います。

 

① 青本の必須問題
② 過去5年分の薬剤師国家試験過去問(必須)

これらは、言うならばどちらも過去問です。

否が応でも、やる事にはなりますが外せないものとなります。

特に、過去問5年分をどう集めるかはそれぞれですが、薬学ゼミナール出版の過去問集を購入してもいいと思います。参考までに、以下の写真を乗っけておきますがお手頃なサイズで持ち運びが便利です。

 

③ 薬学ゼミナール必須問題集

これは、普通には売っていません。

「夏の薬学ゼミナール講習」で配られていました。(毎年絶対とは限りません)

1冊の本にまとまっているプリントになります。

全教科の必須練習問題が含まれていました。

勿論、販売されているものではないので確実に手に入れられるものではありませんが「薬学ゼミナール講習を受けるべきである」ということを理解して貰えば幸いです。

 

④ 受験する年の予備校模試必須問題

薬学部6年生の貴方には、薬剤師国家試験を受けるまでに様々な「模試」と闘う事になります。

薬学ゼミナール・メディセレ・ファーマプロダクト・他薬剤師予備校の模試は・・・
【基本的にその年の薬剤師国家試験予想問題】となっている場合があります。

国家試験のプロたちは、問題作成の教授情報などもしっかり確認しています。

その予想問題である模試の必須問題は、何度も復習して取り組む様にして下さい

 

⑤ 薬剤師国家試験対策 必須問題集 I・Ⅱ

このアイテムは、軽く一周する程度で問題ありません

他の必須問題とは、「変わった目線の問題」です。
色々な範囲を簡単にサラッと、練習出来るのでとても魅力的な内容です。
は?こんな問題いらんだろ…という物も紛れているので、そんな問題は無視して下さい。
要らないと感じた問題は、シカトです。

販売元も「薬学教育センター」ですし、適当な内容だとトライして感じました。

まとめ

必須問題は貴方を国家試験まで、確実に助けてくれる最強の問題達です。

私の親友は、国試前日まで永遠に必須問題を繰り返し行っていました。

実際、私自身も必須問題と実務ばかり解いていました。

勉強にやる気が出ない。
理論問題に時間がかかりすぎて、不安になる。
何をやればいいか分からない。

そんな人は、間違いなく必須問題をやれば大丈夫です。安心して下さい。

理論問題でも、実務問題でも、試験中に助けてくれるのは基本的な必須問題知識とゴロです。

【語呂合わせ最強説】薬学ゴロの一番最強の使い方・まとめ方

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
皆さんこんにちは!そーさんです。

今日は、最強の勉強の味方「ゴロ(ごろあわせ)」についてお話しします。

今後、当サイトでも薬学ゴロを載せて参ります(‘ω’)

 

薬剤師を目指しているあなた

過去にも未来にも【暗記科目】と闘う時どうしていましたか?

 

青本の暗記を超絶進めてくれる「ゴロ」

 

結論から言います。

絶対に、ゴロを使うべきです。

沢山のカタカナを覚えなければいけない薬学部。

「絶対に、もう覚えられない!」

「無理だ!定期試験無理しかない!」

そんな風に考えている貴方には、確実に語呂は必要であると考えます。

しかし、そんな語呂合わせですが、デメリットも存在します。次の項目で注意点をお話ししますね。

 

薬学語呂合わせを使う注意点

 

「語呂合わせ」は記憶のきっかけ

正直な話、薬剤師になるには「語呂合わせ」だけでは通用しないのが現実です。

薬学部では「期末試験」近くになると、「もうだめだ!オールするしかない!」

となる方が多いと思います。

しかし、「語呂合わせ」があると…世界が変わります。

暗記の試験教科であれば、15点ほどは語呂合わせだけで点数が取れるようになった記憶があります。

 

そして、忘れてはいけないのは…その強化の記憶は長続きしない事です!

 

なので、語呂合わせは一時的な知識として扱って、「記憶のカギにする」という考え方がいいと考えます。(‘ω’)

 

「語呂合わせ」自体を覚えられない

そして、忘れてはならないのは「ゴロ自体を覚えられない人」です。

ゴロ自体を覚えられない方は、そのゴロが長すぎたり、自分のツボにハマらなかったりしているはずです。

その場合では、自分なりに面白いゴロへ変形させてください!

自分で作って、面白ければ最強なゴロが作れるはずです。間違いなく。

 

「語呂合わせ」で一番重要な事は「どこにまとめるか」

 

語呂合わせを知った時・覚えたいとき貴方はどこに記入しますか?

その場所が一番重要です。そのおすすめ場所は…まとめノートではなく、プリントでなく…(‘ω’)

青本の該当箇所に書くべきです。他に書く必要ないです。

青本は、薬学生である貴方の最高の相棒です。

一番国家試験まで見る教材はなんですか?そう青本です(‘ω’)

それ以外にまとめノートを作成するよりも、確実に何回も復習する青本に書かずにしてどこに書くのでしょうか。

今すぐに青本へ着実に記入を始めましょう。それは国家試験当日に貴方を助けてくれるはずです

 

薬学「語呂合わせ」は、どこから集めてくる?

 

おすすめ薬学ゴロ本

まず、まとめて本形式で欲しい方では、以下に2冊おすすめ致します。

・語呂ごろ薬学 薬剤師国家試験に役立つゴロ合わせ集

私もこの本を購入して、実際に青本へ記入した覚えがあります。

分かりやすく、可愛いぶちゃ猫ちゃんが「ゴロ」によってイラストが挿入されており、勉強の合間のささやかな息抜きになります(‘ω’)

 

薬剤師国家試験のための薬単 試験にでる医薬品暗記帳

しっかりと重要な点ごとにまとめてある本であり、見ごたえ抜群な本となっています。

薬学において、カタカナが多く出てくる事を逆手にとって説明して下さるとても分かりやすい本です。

 

おすすめ薬学 ゴロサイト

 

・薬学ゴロ 様

私自身も学生時代にとても良くお世話になりました。

インターネットでゴロを検索すると大抵一番上に出てくるサイト様でございます。

兎に角、情報量が多く自分が足りていない部分の薬学ゴロがスグに見つかる優良サイト様です

 

・これからの当サイト

私自身はこれまでに多くの自分なりのゴロを考えたり、発掘させて頂いておりました。

その情報を、このサイトでも一つ一つコツコツと掲載させて頂こうと考えております。

次回からの記事にご期待下さい(‘ω’)

【病院待ち時間感染対策】新型コロナウイルス 現場病院薬剤師の現状とお願い

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは。そーさんです。
今回のお話は、「新型コロナウイルス 現場病院薬剤師の現状とお願い」についてです。

 

内容は、ブログで書くにはシビアな内容ですが、最前線で働く私達の声が少しでも届けばとこの記事を書きます。

そして、自分自身で守れる病院内待ち時間中のコロナウイルス感染対策法をお伝えいたします。

私は病院薬剤師をしておりますが、別記事で、特別ゲストとして調剤薬局併設ドラッグストア薬剤師である「そーちゃん」にお越し頂いています。

後ほどに、「そーちゃん」からも記事をドラッグストア 目線で書いてもらいます。

病院・ドラッグストアの2方面から、現場の新型コロナウイルスの実情をお話し出来ればと思います。

 

 

発熱者の来院・COVID-19検査について

保健所からの指導で、患者さんは指定医療機関受診する様に指示されている現状があります。

私の勤めている病院では、新たに診療科を設けて、他の患者さんと接しない様に来院して頂いています

患者さんへは、事前に電話で必ずマスクを着用する事・また他の患者さんとは別の入り口(夜間帯窓口)から、来院する旨を伝えています。

当病院では、おおよそ1日に4~5人検査へいらっしゃいます。

診断にあたり、基本的には肺のCTとPCR検査で行っています。

 

COVID-19疑い患者への処方薬

勿論、現状では完璧な治療薬はなく、先生方は「対症療法」として薬を処方しておられます。

根本的なウイルスの治療では無く、咳や熱などの症状を治療薬で抑えて、身体の免疫機能で頑張って治す治療です。

検査には数日の期間を有する為、その日は帰宅するとるという流れが殆どです。

 

検査当日の処方薬は、

・咳止め(メジコン・デキストルメトルファン)

・抗生剤(クラリス・クラリスロマイシン)

・解熱剤(カロナール・アセトアミノフェン)

以上を、1週間分の処方が多くを占めています。

これは、一例であり先生方によって処方内容は異なるので詳細に決まっているわけではありません。

 

 

発熱患者さんとのお話と伝えたい事

お薬をお渡しする時には、患者さんとお話しします。

その時に感じる事は、「心の不安を感じていらっしゃる」という事です。

しかし、発熱があるからと言っても確実にコロナというわけではありません。

この世からコロナ以外の感染症が無くなったわけではなく、インフルエンザや普通の感染症といった可能性もあります。

 

重症コロナ患者さんの入院について

呼吸障害など、重症になると即時入院となっております。

しかし、入院患者数は、隔離病棟設立日に80%、次の日には100%へ達していました。

退院されても、即日に新しい感染者が入院されており、常に100%埋まっています。

コロナ陽性の患者さんは隔離しなければいけない為、必然的に病床数を減らさなければいけません。

また、隔離病棟では医療従事者も人数を制限しているので人員も少ない状態です。

ニュースで言っている様な、「医療崩壊」も現場の現状を見ると近いのだと感じています。

 

病院薬剤師としてお願いしたい事。病院待ち時間のコツ

早く薬を用意してよ!!!早く帰りたいのよ!!!

と患者さんからご要望を頂く場面も増えて参りました。

勿論、お気持ちは痛いほど分かります。

お薬をお待たせしてしまっている事は、本当に申し訳ないと思っております。

しかし、薬剤師・医療従事者の人数は変わりありません。

そして、医療従事者全ての人も同じように不安を感じています。

どうか、待ち時間で怒らないで下さい。

・待ち時間は、どうしても変えられないので病院に長時間滞在したくない方は、1度外へ外出して頂いてから戻って来て薬を受け取って下さい。

・出来るだけソファー・ドア、階段の手すりなどの病院の施設への接触回数を減らす。

・とにかく、「顔」を触らない事。

・マスクをすること。

・人と人との距離をとること。

以上を徹底して、自分自身で守れる感染対策をしましょう。

お願いします。