【完全攻略法】青本最強のおすすめ作り方~ビリから薬剤師国家試験一発合格~

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは!そーさんです。
今回は【最強使用法】青本の使い方をお話します!
教材は使い方ひとつで早変わり!
最強の青本を作りましょう!

始めにお話ししておきますが、勉強の仕方・青本の使い方は人それぞれです。
これからお話しする勉強法で、薬剤師国家試験への合格を保証するわけではありません。


しかし、この方法でそーさんは
6年生4月薬ゼミ点数89点】から薬剤師国家試験を1発合格をすることが出来ました

この記事を読んでいるということは、
「自分の勉強法に不安がある」「これから本格的に国家試験勉強を始める」という方が読んでると思います。
是非、参考にして頂ければ貴方を合格に近づけられると思います。

ちなみに、まだどの教材を選べばいいか、悩んでいる方には【永久保存比較】薬剤師国家試験へのおすすめ教材は?を先に読んでください。

一番最初に結論からいいます。

最強青本の作り方
その1.青本にインデックス目次をつける
その2-1青本余白を使って、自分だけのイラスト・図を入れる
その2-2.  薬ゼミの授業は全て青本に板書する
その3.章末問題を「3回」徹底的に解いて、に可否をチェックする


※次週公開の最強青本の使い方は以下の項目となります…来週までお待ちください

最強青本の使い方
その1.捨てる範囲は徹底的に捨てろ
その2.1回目まずは、読む
その3.章末問題は、合計3はやる

目次を制す者は、青本を制す。

 

最強青本作り方その1.

【まず、青本にインデックスをつけろ!】

青本をやり始めるのに、1番はインデックスを付けることがまず初めにやる事だと思います。

分野毎に色を分けて
                                       「呼吸器青」「心臓赤」「自律神経系青」「骨格筋黒」
と分かりやすく貼るとより効率的に勉強を進められます。

このインデックスは、何でもいいですが紙のインデックスでは避けてください。
【ラミネートされた】防水性のインデックスシールがおすすめです。
長期間使うため、耐久性のあるものにしましょう。

おすすめはダイソーで販売されているインデックスが一番だと様々なインデックスを使ってこれに辿り着きました。

今、心の中で。
「勉強頑張ってるアピールか?」
「見た目的にヤダ…周りの目が…」
と頭によぎった貴方は、まだ本当に国家試験に対して本気になれてないかもしれません

そんな事言ってくる友達や先生など..です!

まだ、これから来る辛さを知らない人達です。
今この記事を見て下さってると言うことは、貴方は少なくとも頑張ろう!という気持ちのある方だと思います。
周りの人など気にせずに、国家試験だけを見据えて行動して下さい。絶対に後悔はしません。

 

インデックスシールをつけるのには、複数の目的があります。

メリット1: その教科全体を見渡せる
青本に目次を付けることによってどんな範囲があって、どこに何が書いてあるのか
一瞬で分かるようになります。
特に、その教科がどんな構成になっているのかが一目でわかります。

例えば、青本の薬理であれば
中項目
1.
薬の作用機序
2.
自律神経系に作用する薬
3.
知覚神経系・運動神経系に作用する薬
4.
中枢神経に作用する薬
5.
循環器系に作用する薬ets…        これらが目視で一発で分かります。


色分けして、インデックスを付けることによって教科の中でも、分野分けされている箇所が分かりやすく見えるようになります。
どこになにがあって、どんな内容で、自分はまだここが苦手だという所を炙り出して 【可視化する事】が可能になる最大のメリットがあります。

 

メリット2: 勉強した範囲を一目で確認可能。

日々、勉強していると
「自分は頭が良くなっているのか…」
「次の模試で点数は伸びているのか…」
「あれ。青本どこまでやったっけ…」
など、様々な不安が出てきます。

当然です。私も同じです。

私は、「見た目だけでも勉強した成果が欲しい!」と考えました。
それから私は、青本のインデックスを貼った箇所に勉強した場合上から付箋をつけて、印をつけました。
これで、自分がその青本を何回やってどこまで進んだのか一瞬で分かるようになりました。
それからは、色々な不安が出てきても青本を見ただけで、
「俺はやってる。大丈夫。これを積み重ねよう。」と心の中で思えるようになりました。
恥ずかしい話ですが、本当です。その当時は心が不安定で細やかな安心を欲していました。

 

メリット3:すぐに見たい場所を一瞬で確認可能。

「薬学ゼミナールの模試」
「メディセレの模試」
「期末試験・卒業試験」
「薬剤師国家試験」
これから貴方は、沢山のテストに挑戦します。

テストの前に、待たされるあの時間。何を見るか悩みませんか?
私は、このインデックスを付けることで自分の復習が必要な場所が一発で分かるようになりました

不安な時間が短くなりました。

自分が見たい範囲をすぐに見れる事は、他の受験生との差になると思います。インデックスが無く探す時間が5秒、100回有れば、1時間近くにもなります。

青本を見たら、とにかく汚せ!世界で自分だけの「My青本」にしろ!

最強青本作り方その2-1.

           【青本余白を使って、自分だけのイラスト・図を入れる】

お恥ずかしい話、そーさんは自分の青本に名前をつけてました。笑
それは、今聴くと恥ずかしい話ですが受験1年間はとても良い心の助けでした。

そんな、自分だけの青本を作ってください。

青本はあなただけが覚えれれば、良いんです。
他人に見せるわけではないです。

「これまであなたが作ってきた、ゴロ。まとめ表、覚え方、イラスト」

を該当するページに、これぞとばかりに記入して下さい。

こんな感じで、
私の青本には様々な色や蛍光色で図やイラスト、大きな文字を入れて自分だけが分かる・覚えられる青本
を作っていました。
青本は、【目で覚える!】方法がとても有効です。


どうしても覚えれない箇所は、自分だけの表現や書き方で目つくように記入して、「あのページには、こんな絵があったなぁ」とテスト中に思い出せるようになります。

本当なんです。貴方も昔の友達の面白い顔や風景をおぼえているのではないでしょうか。
人間は視覚による記憶が大きいことは確かです。存分に活用しましょう。

薬ゼミの授業は全て青本に板書する

最強青本作り方その2-2.

          【薬ゼミの授業は全て青本に板書する】

薬ゼミの授業。
学校の授業。
自分でまとめたノート。

これまで貴方は、沢山の勉強をしてきました。

それらは、出来るだけ青本に集約させていきましょう。
少しづつで良いので、徐々に自分のMy青本にしていきましょう。

特に、【定期的に学校で開催される薬学ゼミナールの講習】などの板書は、全て青本に記入する事をお勧めします。下手にノートなどを作ってしまうと、あれもこれもいろんな資料を見なければ復習出来なくなってしまいます。

板書などのまとめ事項などは、全て該当する青本ページに記入してましょう。

章末問題を徹底的に解いて、チェックする

最強青本の作り方:その3

【章末問題を3回」徹底的に解いて、に可否をチェックする】

この項目については、次回記事で詳しくまとめますが少し触れておきます。

章末問題には「3つの四角」があります。

この四角数の通り、「問題を解く回数」とその可否を記載する欄と考えています。
薬ゼミが3回やれば受かるよ!っていう意味だよね?と思って、挑戦しました。

私の場合は、教科によっては1.2回しかやらないもの、もはや見もしない教科はありましたが
結果合格しました。

なので、この数だけ、やる事。
「3回」問題を解く。

間違えた問題には、徹底的に復習して分かりやすい絵と図などを自分の手で加えてあげる

どうしても無理であれば、付箋をつけて時々見返す。
問題を見るだけ、という機会を作る事をお勧めします。

 

まとめ

これが、最強の青本を作り出す方法だと思います。
これまで、様々な人達の国家試験の勉強仕方を見てきましたが、インデックスをつけている人も多く同じようなことを考える人は多いなぁと思ったこともあります。

念のためですが、勉強のやり方に正解はありません!

私の今回紹介した青本の作り方は正解ではないかもしれません。
私は、これで合格できました。
しかし「そーさんの頭がいいだけでしょ」と思う方も多いと思います。
無理に信じてほしいわけではありませんが、留年も経験している自分からすると本当にそんなことはありません。
再試も沢山受けました、再試代金にいくら大学に支払ったか分かりません。

是非、この作り方で貴方のが国家試験合格に近づいて下さることを信じています。

次回では、【最強の青本使い方】についてお話しさせて頂きます。

【永久保存比較】薬剤師国家試験へのおすすめ教材は?

 

 

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは、そーさんです!

今日は薬剤師の国家試験に向けての「教材」についてお話しするね!

薬剤師国家試験に向けて、薬学部5、6年生になると本格的に参考書・メイン教材を選ぶことになります。

数ある中で、成績どん底から薬剤師国家試験一発合格したそーさんの独断と偏見、また客観的データからおすすめの参考書・メイン教材をご紹介します。

始めに断っておきますが、勉強法・勉強or休憩時間、選択教材は個人差があるので「絶対」はありません。あくまでも自己判断で参考にして下さい。

ですが、「成績どん底から、国試一発合格」したそーさんの勉強法は参考になると思います。自分へ不安があるのなら、是非試みて下さい!

「成績どん底から、国試一発合格」までの道のりをフローチャートにしたまとめ記事を作成しました!

【永久保存版】成績ビリから薬剤師になる薬学国試おすすめ勉強方法【記事まとめ】

薬剤師国家試験の教材は一番使われてるのは?

 

まず、薬学生なら知っている人も多い薬学ゼミナールのメイン参考書通称「青本」についてです

この薬学ゼミナールの記載からも分かる通り

「薬学生の9割が使用している」薬剤師国家試験参考書です。一番使われていると言える参考書です。

そーさんの考えは

青本だけやればいい。青本を極めよ。

理由は、項目2で詳しく説明しますね。
青本をやる。と決めて頂いた方には、こちらで【最強青本の作り方をご覧ください。】

【完全攻略法】青本最強のおすすめ作り方~ビリから薬剤師国家試験一発合格~

では、他にどんなメイン参考書があり、ライバル達が使っているのかをご紹介します。

オレンジブック メディセレ

同じく、薬剤師国家試験対策予備校大手、メディセレからのオレンジブックです。

中身はとても簡潔に、接しやすい表現で書かれており親しみやすい内容の参考書となっています。

そーさんとしては、問題数を増えると嬉しいかなという感想です。

 

・虹本 ファーマプロダクト

ファーマプロダクトは、数回大学の特別授業を受けたことがあります。

とても分かりやすい内容でしたが、そーさんは板書・ポイントなどをすべて自分の青本に記載していました。

 

以上3社が主なメイン参考書を販売している薬剤師予備校です。

大学により、状況は異なることはありますが、実態感の使用割合では

9割 青本 1割オレンジブック 虹本はメインで使用してる人は居ませんでした。

 

 

ズバリ、薬剤師国家試験で使うべき参考書は?

ズバリ、1言です。

青本をやれ。黙って青本やれ。他はいらん。

という文句には意味があり、殆ど勉強ゼロの自分は、6年生4月の時点で薬ゼミ模試が90点台でした。

ですが、今思えば青本一本でメイン参考書をしぼって勉強を進めたからという理由が大きいと思います。

基本的にはどの大学も薬ゼミの特別授業があり、ゴロや問題集などをくれたり、授業中の板書なども全て「青本に書き込む」方式が多いという理由もあります、

学校での、特別講義を無駄にしないためにも青本をメイン教材にする意味はあります。

また、周りのライバル達の青本使用率も前に話したようにダントツで高い。という事は、教材を共有しているので情報交換・板書情報・重要項目の共有が行えます。もし、自分が分からない箇所があったとしても、同じページで共有しながら情報交換がすることができる。

そして、6年生になると各校役ゼミでも、「春季講習」「夏期講習」「冬季講習」、そして「国試直前講座」、「国試予想講座」などが待ち受けています。

これらの講座には、基本的には「講習冊子(問題集付いてるの場合もあり)」が配られます。なので、青本が無くても大丈夫なようになってはいますが、やはり作られているベースは青本です。青本への書き込み、チェック項目など自分の青本を育てるにはやはりメイン参考書を青本にするべきであると思います

 

教材の併用は必要?

虹本 ファルマスタッフ・オレンジブック メディセレ・青本 薬学ゼミナール上記3つ

メイン参考書を併用している人はいましたが、そーさん的には全くおすすめはしません。

同じ系列の問題集・要点集・模試は是非活用すべきですが、メイン教材の併用はお勧めしません。

 

それは、教材ごとに要点のまとめ方、文書の書き方、重要としている項目、が違うからです。

→基本的にそーさん的に勉強方法の最終段階では「教材ごと写真のように覚える」という方法になるため、様々な書き方を見ることで記憶が曖昧になります。

また、写真のように覚えなかったとしても書き方が異なるため記憶が曖昧になるため同じようにお勧めいたしません。不安になる気持ちは痛いほどわかります。

しかし、何度も何度も、これでもかというほどに青本をやれば大丈夫です。

もし、心配ならば薬ゼミの先生に聞いてみてください「青本一本で合格できますか?」と

もちろん答えは「大丈夫」だと思います。

逆に併用すべき、教材をお話しします。

 

併用すべき教材について

まず始めに、「併用をおすすめする教材は個人の好みによって」が大きいです。

なので、そーさんの特にお勧めし国試で役に立った教材を載せておきます。

 

①必須問題集Ⅰ・Ⅱ

これは、教材は「薬学教育センター」から出版されており信頼がおけ、またアマゾンランキングでも常に上位に位置している問題集です。

そーさんは「必須問題を徹底的に仕上げる」という勉強スタイルだったので兎に角必須問題を解きまくりました。薬ゼミの必須問題はほぼ完ぺきにした後に購入し一周しました。

感想としては、「薬ゼミとは違うものの見方の問題」という印象。

初めて目にする問題が数多くあり、自分の必須問題知識を深めるには十分な参考書です。

大きさも手のひらサイズであり、少し合間に見るには十分な大きさなことも利点の一つであります。

 

②薬学ゼミナール全国統一模試

もちろん、参考書ではありません。

しかし、青本と同等以上にしっかりと取り組むべきであります。

薬ゼミの模試は1年で全4回あり、全てがその年の薬剤師国家試験の予想問題になっています。

そーさんの経験では、受けた国家試験の「物理」一般問題に2回目の全国模試でほぼ同じ問題が出ていたことが、記憶に新しい情報です。

なので、薬ゼミの模試は全力で覚えるレベルで行うべきだと思います。

薬ゼミの模試はお勧めではなく絶対に覚えるまで、やるべきことです。

まとめ

何度も書いていますが、最強は、青本。徹底的に浮気せずに青本。青本さえやれば受かる。

私自身で実証済みです。私の成績の推移は別の記事で紹介します。

ここまで自信ありげに書いていますが、自信はあります。しかし、私だけの情報だけでなく、

自分の目で見て、自分の感覚で、自分の耳で、情報を集めて納得のいく参考書を見つけて下さい。

そーさんからの情報も参考にしていただければ嬉しいです。

この記事を見ているあなたが薬剤師国家試験に合格できることを心から願っています。

 

 

【教科捨てる国試】薬剤師国家試験で化学勉強を捨てるおすすめ方法

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは!そーさんです!
今回は、「薬剤師国家試験で勉強せずに、捨てる教科」についてお話しします!

誰にしも、得意不得意はあると思います。
私自身は、本当に「化学」という教科がほんと~に無理でした。

結果私は【化学の青本】をやる事はありませんでした。
しかし、薬剤師国家試験には一発で合格しました。

模試の必須問題だけ、やり方を覚えて他は「何も」手をつけませんでした

ということで今回はこの記事で…
貴方を悩ませている教科…それを捨てるにはどうすればいいの?を解決出来るお手伝いが出来ればと思います。そして、教科を捨てる勇気を与えられれば幸いです。

 

そもそも、教科を捨てる事は正しいのか

 

結論から申し上げますと…

化学は捨てても問題無い【必須問題以外】
・物理はゴロ合わせで対応出来る以外の難しい範囲は捨てても問題無い【必須問題以外】
他教科は「一部範囲のみ」ならば捨てても問題無い

国家試験が終わった今では、良かった。と思っています
しかし、現役生の時は非常に悩みました。

だって他の人が勉強してる所を何もせずに国試に立ち向かうのですから。

その選択肢がなかった人からすると…国試に落ちたいのかな?
と思うかもしれません。

私の経験談から考えると、結果

• あなたの今の時期によって、捨てるか捨てないかは変わる!
• 教科全てを捨てても、必須問題だけはやる!
• 一部範囲を捨てるのは、問題ない

が正解でした。私個人としては、的を絞って勉強出来てとても正解だったと考えています。

その理由と方法をお話ししていきますね。

 

青本のどの教科範囲を捨てるべきなのか?

 

では、どうやって「捨てる範囲」を決めるのでしょうか。

それは、「国家試験の問題数」と「自分の苦手具合」です。
そして、捨てるべきは断然「化学」だと思います。

捨てるのは「化学」がおすすめ

勉強を進めていて、あなたも感じたと思います…

_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 化学は勉強しても点数が伸びない! 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^Y^ ̄

そうなんです。あんなに青本では苦労して、難しい酸化還元反応やナンチャラの定理を覚えたとしても解けるのは必須問題くらいですよね。
理論問題や複合問題も解けたもんじゃありません。
そんなのやった?は?解き方が分からない!という問題ばかりだと思います。

そんな教科をやるよりも、よっぽど薬理生物など点数に直結する教科に力を入れたほうが伸びやすいと思います。必須問題を解ける程度の簡単な知識を習得して、思い切って「化学を捨てる」という選択肢を取ることも手だと思います。

薬剤師国家試験の問題数

例えば、「薬剤」で「薬物動態の計算」については、どうでしょうか。
毎年、1~2問は高頻出出題となっています。

それに比べて、「薬剤」で、「プロドラックの範囲」はどうでしょうか。数年に1問程度です
これを踏まえれば、「プロドラックの範囲」は捨てて、「薬物動態の計算」に時間をかけた方が有意義です

教科ごとの自分の苦手具合

正直私自身、「化学」の「20問」を全て捨てていても、合格出来ました。
一部範囲の苦手具合で、捨てても問題はないと思います。

※は?どうせ他教科が頭いいからやろ。と思いのあなた。
 そんな事ないですよ。

 成績は学年で下から10番でした。

 

あくまでも目標は「薬剤師国家試験合格」。必須問題で、足切りを免れることが第一

 

あくまでも、あなたが目指すものは【薬剤師国家試験で合格する事】です

決して【薬剤師国家試験で満点345点を取る】事ではありません。

では、合格するためにはどうすればいいのでしょう。それは以下の3つの項目をクリアする事です。

合格するための3つの要素
①【必須問題の足切りを免れる】

②【全問題の正答数が213問以上】※105回国試
③【禁忌肢問題選択数は2問以下】※105回国試

この3つをクリア出来れば合格出来る訳です。


①【必須問題の足切りを免れる】
→【必須問題について、全問題への配点70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。※参照:厚生労働省】

足切りにかからないための必須問題点数
・物理・化学・生物:5点以上
・衛生:3点以上
・薬理:5点以上
・薬剤:5点以上
・病態・薬物治療:5点以上
・法規・制度・倫理:3点以上
・実務:3点以上              → 合計:63点以上

こで、1番注目して欲しい箇所は

【必須問題:物理・化学・生物:5点以上】という点です。

決して、一つの教科で5点を取らなければいけないわけではありません。
3教科で5点取ればいいんです。生物で3.4点取ればいいんです。化学は1点でも取れれば充分なんです。

 以上から分かる通り、捨てる教科は
・物理化学のどちらか1教科。
・他教科ならば、一部の範囲のみ。 が1番いいと考えられます。

②【全問題の正答数が213問以上】※105回国試

これについては、これまでと同じ様に【225問】を目標にすれば合格は間違い無いと思いますので、
化学20問を捨てたとしても大きく合否に影響する事は少ないでしょう。

③【禁忌肢問題選択数は2問以下】※105回国試

これは、殆ど関係しないと考えます。
だって、化学構造式の問題が禁忌選に選ばれると思いますか?
倫理的な問題の方が禁忌選に選ばれる可能性の方が大いに高いと考えられますよね。

 

捨てた教科でも、必須問題だけは解けるようになるべき

 

私は化学と物理の一部範囲を捨てました。
しかし、先に話した様に必須問題の足切りには注意しなければいけません。
その為に、「捨てる教科の必須問題」だけは勉強しておいて下さい。

では、具体的に何をやればいいのでしょうか。

 それは2つだけです。
薬学ゼミナール模試4回分の必須問題
薬学ゼミナール必須問題集
 これだけやれば充分です。

その問題の答えを覚えるだけでも意味がありますが、出来れば解き方まで覚えておくといいでしょう。少し難しければ、その問題は捨てて下さい。

何度も言いますが、「必須問題」で捨てる教科の点数を1.2点取れれば充分です。

 

最終的には薬学ゼミナール講師に相談するべし

 

ここまでで大まかにどの教科を捨てて、どんな計画で国家試験に挑むか考えてもらえたと思います。

勿論、まだ不安だし、時間もあるし決められない。と考えることは当然のことです。

私自身本当に「化学を必須以外は本当に捨てる!」と決めたのは、6年生の11月に入ってからの事です。

そして私自身を決断させてくれた事は2つです。
・親友が前年度に「国家試験全教科の計算問題を捨てて合格したこと
・薬学ゼミナール講師に教科を捨てる事を相談した

※念の為に伝えておきますが、薬学ゼミナールは【私の教科を捨てる】のという考え方を推奨しているわけではありません。

私の親友も薬剤師国家試験において大きな点数元である「計算問題」を全て捨てて、合格出来ました。

親友は決して成績の良い奴ではなく、薬ゼミの模試でも4回中1回も225点を超えることはありませんでした
しかし、そんな状況下でも1発合格を掴み取りました

その事実が私自身を「教科を捨てる」という選択肢を選んだ決定打に間違いなかったと思います。

そして、最終的には薬学ゼミナール講師の相談会についても私の決断には大きなものとなりました。

薬学ゼミナール講師は、私の考えや時期を考慮して相談に乗って下さり、「国試まで残り4ヶ月+現在まで手をつけていない」というお話から「化学は必須問題だけで戦う」事を賛同頂けました。

これを読んでいる貴方と私は、時期や点数・好き嫌いが異なります。

なので、正確はそれぞれ違ってくると思います。

最終的には、【薬学ゼミナール講師に相談して決断する事】をお勧めします。

 

まとめ

 

私の薬剤師国家試験当日化学は、完全に「ロト5」状態。全て山勘で解きました笑

また、「物理」の一部計算問題は全て捨てました。

勉強して、得点になりにくい化学・物理などは捨ててしまってどちらか一方であれば、問題ないと思います。

何が言いたいかというと、青本も全て完璧にやる必要はない。という事です。

これを読んでいる貴方が今何月で、どの程度模試が取れているか、人にもよると思います。

捨てた事で不安になって、逆に勉強が進まないなどの支障が出る場合もあるかもしれません。

まだ夏くらいであれば、捨てるには捨てるには時期が早いような気がします。

口述しますが、不安があれば、薬ゼミの先生に質問してみるといいと思います。
薬ゼミの先生には、「戦略的な奴だな」と思ってもらえると思います。実際に国試が近づいてくると、薬ゼミの先生から一部範囲を捨てる提案をしてくれる先生もいらっしゃいます。

【1番最初の青本勉強手順】必須問題は薬剤師国家試験の全ての基本

薬学生クイックルワイパー
薬学生クイックルワイパー
こんにちは!そーさんです。

薬剤師国家試験に向けて、勉強の力の入れ具合に悩む時もありますよね!

勉強にやる気が出ない
理論問題に時間がかかりすぎて、不安になる
何をやればいいか分からない

そんな疑問を解決しますね!!!

「理論問題やってたら、必須問題いらなくね…?」そう思う人もいるでしょう。

結論から言います。

「必須問題だけを、やるだけで、薬剤師国家試験は160問は解けるようになると思います」

※もちろん、個人差はありますが、私自身はそうでした。

そのくらい、「必須問題の理解」で世界が変わります

 

1番最初は必須問題 今すぐやるおすすめ理由3定義

結論からお話します。

①「必須問題は足切りがある為、【1番最初に】クリアしなければいけない関門である」

②「必須問題を極めれば、理論問題・実戦問題の選択肢を削る事が出来る

③「必須問題を勉強する時間は、理論問題の勉強時間よりも3分の1で効率的に勉強を進められる

以下で詳細をお話していきますね。

 

一番最初は、必須問題「足切り」をクリアすること

①「必須問題は足切りがある為、【1番最初に】クリアしなければいけない関門である」

まず、「薬剤師国家試験」を戦う者として「必須問題」のクリアは最低限の合格ラインになります。

だからこそ1番最初にやる勉強は、青本を読んで必須問題を取り掛かることです。

正直な話、私自身が必須問題の足切りを模試でクリアしたのでは、6年生10月の事です
なので、すぐにどうにかなる話ではないと思っています。

 

必須問題は、全問で90問用意されてます

最低限の知識をクリアしなければ、他の問題が解けていて合格出来る点数だとしても不合格となる「足切り」が存在し、その数は「63問」。そして各教科(物化生以外)3割切らないこと

 

※足切りについての話は~【教科捨てる国試】薬剤師国家試験で化学勉強を捨てるおすすめ方法~にて説明していますのでここでは割愛しますね。

 

必須問題は、その名の通り教科の基本的な知識を問う問題がほとんどを占めます。

中では、完全に新傾向の問題も出題されますが殆どの7〜8割は「暗記」で戦える問題が多いです。

正直な話、薬剤師国家試験において必須問題だけ完璧にすれば模試点数で160問は解けると思います。

実際に私自身の点数が、その通りでした。 先にも話しましたが、必須問題は全ての基礎となる部分です

 

青本の必須問題説明文
青本の必須問題説明文

 

悩む前に取り掛かれ! 必須問題は、理論問題・実践問題でも通用するコスパ最強問題達だ!

②「必須問題を極めれば、理論問題・実戦問題の選択肢を削る事が出来る」

どこの問題を重点的に、勉強するのか悩んでいる薬学生は現役時代にも多かった印象があります。

悩んだ結果

1番難しい【理論問題】やれば、簡単な必須と実務と戦えるだろう!

という決断をする人達がいました。

そーさん的にはとても効率が悪いなぁ~と思っていました。

考えてみて下さい。

理論問題ってどのくらいの点数を目指していますか?理想は8割ぐらいでしょうけれど…

断言します。
頭の良い部類の人たち以外は、実際の所は5〜6割とれれば最高
という目標に国試直前では、変わります

まだ、勉強を進め切れていない貴方は、理論問題について考えを変えて下さい。

理論問題は、難易度が高く簡単に解ける問題は少ないです。

 

結局何が言いたいかと言うと。

・【必須問題を永遠にやれ国試直前まで!】

・【理論問題は程々にしとけ

・【必須問題の知識で、理論・実践問題の選択肢を削る事が出来るぞ!】

と言う事です。

 

必須問題は、基本的な知識を蓄えることが出来ます。

その基本的な知識がなければ、理論問題・実践問題は解くことが出来ません。

必ず、必須問題を極める事を心がけて下さい。

 

効率的に素早く、沢山の問題を【何度も】取り掛かる事が合格への必勝ポイント

③「必須問題を勉強する時間は、理論問題の勉強時間よりも3分の1で効率的に勉強を進められる」

何でもいいです。

今目の前にある青本の中ので、必須問題と理論問題を1問ずつ解いてみて下さい。

問題にもよりますが、大体

必須問題   〜30秒から1分〜
理論問題 〜2分30秒から3分〜

位かかるのでは無いでしょうか。


理論問題は、必須問題を解くよりも ~3倍程度必要~ になります。
1番最初は、効率良く幅広い範囲を勉強する事が必要です。

 

理論問題を1問解くよりも、必須問題を3問解いて下さい

初めのうちから難しい理論問題を解いたとしても、どうせ分かりません。
どうせ、後ろに戻ってペラペラしながら悩みます。

とにかく必須問題の問題をこなします。
そうすれば、【理論問題の選択肢を削れる様になります】この効果がとても大きいです。

 

だんだんと6年生の9~10月になってくると必須問題を解き続ける事によって、感じる人もいると思います。

「あれ・・・?理論問題以外と簡単くね・・・?(;^ω^)

薬剤師国家試験も受ける上では理論問題も勉強もある程度必要です。

けど、今回お話ししている話は、【1番最初にする事】です。必須問題を解きに行きましょう。

 

必須問題は、どうやって解く?おすすめ勉強方法

必須問題の勉強法は、至ってシンプルです。
結論からお話します。

 

必須問題を解くだけではだめ!1つの問題から全ての選択肢を学ぶべし!

 

例題を出しながらお話していきます。

この問題の答えは、 2番ループ利尿薬 です。

しかし、他の選択肢はどうでしょうか。 1.3.4.5番も理解していますか?

この問題で、重要となってくる知識は【どこの輸送体に作用するのか】です。

当然の話かもしれませんが、他選択肢の作用部位を理解出来ていなければ、今後の理論問題にも対応出来ません。
特に、この問題では青本で赤文字になっている部分なので、最重要ポイントであることは明確です。

〜他選択肢の理解が必要である理由〜

①「これまでの薬剤師国家試験では、間違った選択肢の中に次年国試の新しい傾向問題の出題が含まれる場合があった

②「他選択肢が、次年度以降の国家試験正解選択肢となる場合があった

③「他選択肢が、次年度以降の理論問題に関連問題として出題されたことがあった


必須問題正解選択肢だけでなく、間違った選択肢にも大切なヒントは含まれています。

1の選択肢は、「チアジド系利尿薬」であり作用部位は Na⁺Cl⁻共輸送体 です。
3の選択肢は、「カリウム保持性利尿薬」作用部位は集合管の アルドステロン受容体 です。
4の選択肢は、「浸透圧利尿薬」作用部位は 尿細管 です。
5の選択肢は、「炭酸脱水素酵素阻害薬」作用部位は 近位尿細管の炭酸脱水酵素 です。

 

これだけで、1つの過去問題から4選択肢の次年度以降出題に期待出来る部分まで勉強出来た事になります

あなたが今やっている「青本」は、「薬剤師国家試験の過去問集」です。

決して、「こっそり教えます。次年度の国試。」という参考書ではありません。

正解の選択肢は勿論、間違いの選択肢まで全てを勉強して下さい。

※勉強の仕方は、次週の記事で詳しく書いていきますね。

 

 

おすすめ必須問題対策の教材はこれだ。

まず結論からお話します。

~おすすめ必須問題対策の教材~

① 青本の必須問題
② 過去5年分の薬剤師国家試験過去問(必須)
③ 薬学ゼミナール必須問題集
④ 受験する年の予備校模試必須問題
⑤ 薬剤師国家試験対策 必須問題集 I・Ⅱ

この5つをやれば、問題ありません。しっかりと取り組めば充分8割は取れると思います。

 

① 青本の必須問題
② 過去5年分の薬剤師国家試験過去問(必須)

これらは、言うならばどちらも過去問です。

否が応でも、やる事にはなりますが外せないものとなります。

特に、過去問5年分をどう集めるかはそれぞれですが、薬学ゼミナール出版の過去問集を購入してもいいと思います。参考までに、以下の写真を乗っけておきますがお手頃なサイズで持ち運びが便利です。

 

③ 薬学ゼミナール必須問題集

これは、普通には売っていません。

「夏の薬学ゼミナール講習」で配られていました。(毎年絶対とは限りません)

1冊の本にまとまっているプリントになります。

全教科の必須練習問題が含まれていました。

勿論、販売されているものではないので確実に手に入れられるものではありませんが「薬学ゼミナール講習を受けるべきである」ということを理解して貰えば幸いです。

 

④ 受験する年の予備校模試必須問題

薬学部6年生の貴方には、薬剤師国家試験を受けるまでに様々な「模試」と闘う事になります。

薬学ゼミナール・メディセレ・ファーマプロダクト・他薬剤師予備校の模試は・・・
【基本的にその年の薬剤師国家試験予想問題】となっている場合があります。

国家試験のプロたちは、問題作成の教授情報などもしっかり確認しています。

その予想問題である模試の必須問題は、何度も復習して取り組む様にして下さい

 

⑤ 薬剤師国家試験対策 必須問題集 I・Ⅱ

このアイテムは、軽く一周する程度で問題ありません

他の必須問題とは、「変わった目線の問題」です。
色々な範囲を簡単にサラッと、練習出来るのでとても魅力的な内容です。
は?こんな問題いらんだろ…という物も紛れているので、そんな問題は無視して下さい。
要らないと感じた問題は、シカトです。

販売元も「薬学教育センター」ですし、適当な内容だとトライして感じました。

まとめ

必須問題は貴方を国家試験まで、確実に助けてくれる最強の問題達です。

私の親友は、国試前日まで永遠に必須問題を繰り返し行っていました。

実際、私自身も必須問題と実務ばかり解いていました。

勉強にやる気が出ない。
理論問題に時間がかかりすぎて、不安になる。
何をやればいいか分からない。

そんな人は、間違いなく必須問題をやれば大丈夫です。安心して下さい。

理論問題でも、実務問題でも、試験中に助けてくれるのは基本的な必須問題知識とゴロです。